レーシック手術で失敗しない為の予備知識

レーシック手術後は飛蚊症になりやすいの?

 

飛蚊症(ひぶんしょう)とはどんな病気?

 

飛蚊症(ひぶんしょう)とは、
視界に糸状やリング状の線や小さな粒、
虫のようなものなどが
動いて見える眼の病気です。

 

目を擦っても消えることはありません。

 

飛蚊症の見え方には個人差があります。

 

黒い線が見えることもあれば、
白い線が見えることがあります。

 

浮遊物の形や大きさ、数なども
人によって違います。

 

【浮遊物の例】

 

 

飛蚊症になると何らかの原因で
硝子体が濁ってしまいます。

 

その濁りが網膜に映って、
目の前に浮遊物が見えるようになります。

 

濁りが網膜に近いところにあるほど、
よりはっきりと見えます。

 

飛蚊症になると視界が悪くなります。

 

本やメールなどの文字を見たり、
テレビを見る時に邪魔になります。

 

飛蚊症の原因は加齢やストレスなどの
生理的飛蚊症と網膜裂孔や網膜剥離などの
病的飛蚊症があります。

 

生理的飛蚊症の原因とは?

 

生理的飛蚊症は加齢などにより、
硝子体が縮んでいくと網膜から剥がれて、
網膜と硝子体の間に隙間ができます。

 

これを後部硝子体剥離と言います。

 

 

後部硝子体剥離になると硝子体の裏側が
網膜に映るため飛蚊症を発症します。

 

後部硝子体剥離は強度近視の人で、
50代以降に発症することが多いと
言われています。

 

強度近視の人は、
眼の奥行きが長くなります。

 

すると、網膜に弱い部分が
発生しやすくなります。

 

網膜の強度が弱くなると、
剥がれやすくなります。

 

また、最近ではストレスなどの影響で、
20代で発症するケースもあります。

 

後部硝子体剥離は老眼と同じく、
老化現象の一つです。

 

生理的飛蚊症になっても
見え方に慣れてしまえば、
特に治療する必要はありません。

 

ただし、後部硝子体剥離が進行すると、
網膜剥離などが起こる可能性もあります。

 

そのため、経過観察する必要があります。

 

眼科で後部硝子体剥離と診断された場合、
急に浮遊物の数が増えたり、
ピカピカと光が見えるようになったら、
すぐに眼科を受診して下さい。

 

このような症状が出だしたら、
網膜裂孔(もうまくれっこう)が
起こっている可能性があります。

 

また、紫外線による酸化も
生理的飛蚊症の原因になります。

 

目から紫外線を浴び続けると、
硝子体の中に活性酸素が発生します。

 

活性酸素により硝子体のタンパク質や
脂質が酸化してしまいます。

 

 

すると、硝子体の中に濁りができます。

 

その結果、飛蚊症を発症します。

 

若い頃は、免疫機能が高いために、
活性酸素をすぐに分解できます。

 

そのため、硝子体の酸化も
抑えることが出来ます。

 

しかし、老化や食生活の環境により
免疫機能が低下すると、
酸化を抑制することが出来なくなります。

 

生理的飛蚊症を予防するためには、
紫外線から目を守ることが大切です。

 

太陽の光だけでなく、
パソコンやスマホの画面を見る時も、
目をケアするようにしましょう。

 

また、普段の食生活で
免疫力を上げる食べ物を
食べるようにしましょう。

 

免疫力を高める食べ物は、
主に以下のものがあります。

 

・ヨーグルト
・納豆
・タマネギ
・ニンニク
・豚レバー
・牡蠣
・ホウレンソウ
・ニラ
・小松菜
・モロヘイヤ
・アボカド
・カボチャ

 

また、『めなり』というサプリメントには、
酸化による活性酸素を防ぐ成分や
目に良い成分が豊富に含まれています。

 

1日2粒飲むことで、
生理的飛蚊症を予防できます。

 

ちなみに、飛蚊症の9割以上が、
生理的飛蚊症だと言われています。

 

病的飛蚊症の原因とは?

 

病的飛蚊症の原因としては、
以下の病気が考えられます。

 

【網膜裂孔】

 

網膜裂孔とは硝子体に
網膜が引っ張られて
網膜に裂け目や穴が開く病気です。

 

網膜裂孔は加齢や強度近視、
眼球の打撲等で発症します。

 

網膜裂孔になると飛蚊症や
目の前に光が見える光視症を発症します。

 

 

【網膜剥離】

 

網膜剥離は網膜裂孔が
進行して起こる病気です。

 

網膜裂孔と放置しておくと、
引き裂かれた網膜と硝子体の間に
硝子体の液体が流れ込み、
網膜が剥がれてしまいます。

 

網膜が剥がれると視野が狭くなったり、
視力が著しく低下することがあります。

 

網膜剥離を放っておくと、
失明する可能性もあります。

 

<網膜剥離の仕組み>

 

【硝子体出血】

 

高血圧や糖尿病になると、
網膜の血管が詰まりやすくなります。

 

加齢などにより後部硝子体剥離になった状態で、
網膜の血管が破れて出血すると、
硝子体に血液が入ってきます。

 

すると、飛蚊症を発症します。

 

 

【ぶどう膜炎】

 

ぶどう膜炎とは眼球内の
ぶどう膜に炎症が起こる病気です。

 

ぶどう膜とは、毛様体、虹彩、脈絡膜の
総称になります。

 

これらの組織はぶどうの房と似ているため、
ぶどう膜と呼ばれています。

 

 

ぶどう膜には目に入って来る光の量を調節したり、
目に栄養を運ぶ役割があります。

 

ぶどう膜炎の主な原因はベーチェット病や
サルコイドーシス、原田病とされています。

 

この他には、膠原病や糖尿病、関節炎、
感染症なども原因と考えられています。

 

ですが、詳しい原因は解明されていません。

 

ぶどう膜炎になると、視力の低下や飛蚊症、
白目の充血、鈍痛、頭痛、涙といった症状が出ます。

 

ぶどう膜炎が進行すると失明すこともあるため、
早急に眼科を受診する必要があります。

 

レーシック手術と飛蚊症の関係とは?

 

レーシック手術を行った方のブログや
ネットの掲示板などを見ていると、
術後に飛蚊症を発症している人がいます。

 

ですが、レーシック手術と
飛蚊症の因果関係は不明とされています。

 

医学的な解明はされていません。

 

生理的飛蚊症の場合は、
レーシック手術を受けることができます。

 

生理的飛蚊症の人が
症状を自覚していないまま
レーシック手術を行った結果、
手術によりピントが移動したことで、
飛蚊症を自覚するようになった可能性があります。

 

生理的飛蚊症は加齢やストレスが原因のため、
レーシック手術に関係なく発症します。

 

そのため、レーシック手術が
直接の原因になるとは限りません。

 

また、レーシック手術により
硝子体や網膜へ圧力がかかることで、
飛蚊症を発症するとも考えられています。

 

逆に生理的飛蚊症の人がレーシック手術後に
症状が軽減したり改善されるケースもあります。

 

ですが、レーシック手術との関係は、
医学的に証明されていません。

 

生理的飛蚊症の場合は、
レーザーによる飛蚊症治療が可能です。

 

 

特殊なレーザーを使って、
硝子体にある濁りやシワを分散させます。

 

これにより症状を軽減することができます。

 

メスを使うことはないため、
眼の組織を傷つけることもありません。

 

点眼麻酔により痛みもほとんどなく、
治療後すぐに帰宅できます。

 

治療時間も30分ほどです。

 

ですが、飛蚊症の症状を
完全に無くすことは出来ません。

 

また、検査の結果によっては、
治療が受けれないこともあります。

 

そして、症状によっては追加治療が
必要になることもあります。

 

飛蚊症のレーザー治療は保険適応外ですが、
レーシック手術に比べて費用は安くなります。

 

 


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