レーシック手術で失敗しない為の予備知識

レーシック手術後に物が二重に見えることはあるの?

 

レーシック手術後に
物が二重に見えることがあります。

 

実際にレーシック後に物が二重に見えて、
焦点を合わせずらくなった人もいます。

 

パソコンやスマホの文字が見えずらくなり、
本なども読めない状態になった人もいます。

 

また、眼精疲労が酷くなって頭痛がしたり、
精神的にも苦痛を感じる人もいるようです。

 

レーシックを行った病院に相談しても
医師から特に異常はないと言われ、
症状が続いたまま生活している人もいます。

 

医師によっては乾燥しているので、
二重に見えるだけと言われ、
目薬だけをもらって帰る人もいます。

 

レーシック手術後に
物が二重に見える原因として、
主に考えられるのは2つあります。

 

一つは両眼視機能の異常です。

 

両眼視機能の異常とは?

 

両眼視機能とは、
両眼で同時に物を見ることを言います。

 

通常は両眼の視線を合わせることで、
物を見ています。

 

両眼視機能には、それぞれ同時視、
立体視力、融像の能力があります。

 

何らかの原因でこれらの能力に
障害や異常が起こると、
斜視や斜位になったり、
距離感がおかしくなったりします。

 

斜視とは片方の目の視線が、
目標とは別の方向に
向かっている状態を言います。

 

例えば、★のマークを見たいのに、
片方の目が★のマークに視線が向かず、
☆のマークに視線が向いたとします。

 

この状態では★のマークが2つ見えたり、
★のマークが☆のマークと重なって見えたりします。

 

 

一つの物が二つに見えることを
複視と言います。

 

【複視の見え方】

 

別々の物が重なって見えることを
混乱視と言います。

 

このような状態が続くと、
片方の目だけで物を見るようになり、
もう片方の目の情報は脳で遮断されます。

 

すると、情報が遮断された
片方の目の見る力が養われなくなり、
斜視による弱視が起こります。

 

斜視になると実際には片目を閉じた状態で、
ずっと物を見ています。

 

斜視になると両眼で物を見れないので、
遠近感や立体感がなくなります。

 

斜視には目がずれる方向によって、
内斜視、外斜視、上下斜視があります。

 

 

斜位とは見ようとする物に対して、
両眼の視線が合っている状態です。

 

斜視と違って、
視線がズレたりすることはありません。

 

しかし、片方の目を隠した状態で物を見ると、
隠した方の目は左右、上下の
どちらかに動くことがあります。

 

 

つまり、隠した方の目に斜視が表れるのです。

 

そのため、斜位は「隠れ斜視」と
呼ばれることもあります。

 

斜視と同じく目が動く方向によって、
内斜位、外斜位、上下斜位があります。

 

斜位があっても問題なく両眼で物が見えるのは、
人間の目に「融像」という機能があるためです。

 

「融像」とは左右の網膜に映った映像を
一つの映像として単一視する機能のことです。

 

 

 

ですから、仮に斜位があったとしても
「融像」によって物が見えます。

 

ただし、少しでも斜位があると、
常に斜位を矯正しようとするために、
眼精疲労が起こったり、物が二つに見えたり、
肩こりや頭痛が起こったりします。

 

斜位の種類や程度、融像力などにより、
表れる症状が違ってきます。

 

近視や遠視、斜視、斜位が原因で、
両眼視機能に異常が出ることがあります。

 

この他、レーシック手術により
屈折度数が急に変化すると、
両眼で見るとバランスが
崩れてしまうことがあります。

 

また、レーシック手術後に
目に悪い環境で生活していると、
左右の視力に大きな差が出ることがあります。

 

すると、両眼視機能に異常が出ます。

 

そして、両眼で物を見る時に、
ストレスがかかったりします。

 

その結果、眼精疲労が酷くなって、
眼痛が起こることもあります。

 

また、人によっては
物が二重に見えることがあります。

 

 

術後にこのような症状が出ないためには、
レーシック手術前に「両眼視機能精密検査」が
行われたのかを確認しましょう。

 

また、医師から術後の両眼視機能の異常について、
説明を受けたかのか確認しましょう。

 

レーシック手術後に物が二重に見える
もう一つの原因は乱視や不正乱視です。

 

乱視や不正乱視とは?

 

乱視や不正乱視になると物がぼやけたり、
二重や三重に見えることがあります。

 

乱視の原因は角膜や水晶体の歪みです。

 

角膜や水晶体が歪むと屈折力が変わるため、
焦点を一点に合わせることができなくなります。

 

焦点が1つではなく複数になるため、
物が二重に見えてしまうのです。

 

角膜の形に異常がある乱視を正乱視と言います。

 

角膜の表面に凹凸があるために起こる乱視を
不正乱視と言います。

 

不正乱視になるとどこにも焦点が合わないので、
物が歪んで見えたり、二重に見えたりします。

 

写真のピントがぼけているように
見えることもあります。

 

そのため、人の顔や物のが見えにくくなり、
全体的にブレて見えるようになります。

 

また、夜に運転をする時は光が滲んだり、
視界がぼやけて見えるためとても危険です。

 

乱視や不正乱視になると、
メガネやコンタクトレンズで
矯正できなくなります。

 

レーシック手術に失敗すると、
後遺症として乱視や
不正乱視が出ることがあります。

 

例えば、角膜がレーシック手術に
向かない状態にも関わらず、
医師が正しく説明せずに無理に手術をすれば、
乱視や不正乱視になる可能性があります。

 

そのため、日本眼科学会の定める屈折度数以内で、
レーシック手術を受けるようにしましょう。

 

クリニックによっては
日本眼科学会のガイドラインを無視し、
独自の基準を設けてレーシック手術を
行っているところもあります。

 

ガイドラインには法的拘束力はないため、
ガイドラインを守る守らないは、
クリニック側の判断に委ねられます。

 

クリニック側の独自の判断で
レーシック手術を行い
術後に後遺症が出たとしても、
手術前に同意書を提出しているので、
クリニックを訴えることができません。

 

また、適応検査で正確なデータが取れずに、
手術を行うことで術後の見え方に異常が出ます。

 

正確なデータが取れない理由は、
クリニック側の検査内容に問題がある場合と、
患者側に問題がある場合があります。

 

クリニック側の問題として考えられるのは、
検査機器が古くて精密な検査が行えず、
正確なデータが取れないことがあります。

 

患者側の問題として考えられるのは、
コンタクトレンズの装用禁止期間を
守らなかったことです。

 

コンタクトレンズを少しでも装用すると、
角膜の形がコンタクトレンズのカーブに変形します。

 

少しぐらいなら大丈夫だろうという
勝手な判断でコンタクトをすると、
角膜の形状が変わったまま
適応検査を受けることになります。

 

そうなれば、当然正確なデータが取れないので、
正しく矯正ができなくなります。

 

そのため、コンタクトレンズの装用禁止期間は、
必ず守るようにしましょう。

 

コンタクトレンズがないと不便で、
生活や仕事に影響が出る場合は、
医師に相談するようにしましょう。

 

 


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