レーシック手術で失敗しない為の予備知識

レーシック手術後は、眼瞼痙攣になりやすいの?

 

レーシック手術後に稀に眼瞼痙攣や
片側顔面痙攣になることがあります。

 

実際に痙攣が出た方の症状を紹介します。

 


【Aさん(男性)の症状】

 

レーシックをしてから1週間後ぐらいに、
まぶたが時々痙攣し始めました。

 

また、まぶたがスムーズに
開けにくい時もあります。

 

痙攣の症状が出てからは、
治ることはありません。

 

手術を行った病院に行きましたが、
術後のドライアイによる疲れが
原因ではないかと言われました。

 

今はドライアイの目薬で
しばらく様子を見ている状態です。

 


【Bさん(女性)の症状】

 

レーシック手術後1年ほどしてから、
突然下まぶたが痙攣したり、
近くが見ずらくなったり、
PCなどの画面や車のライトなどを
眩しく感じるようになりました。

 

そして、PCやテレビを見るのも辛くなり、
車の運転もできなくなりました。

 

眼科で詳しく検査してもらったところ、
最初はドライアイだと診断されました。

 

そして、涙点プラグを入れました。

 

それでも症状が改善できなかったので、
別の眼科を受診しました。

 

すると眼瞼痙攣と診断されて、
ボトックス注射をしました。

 

その後は、症状がかなり軽減されました。

 

眼科の先生によると、レーシック後に
眼瞼痙攣になる人は稀にいるそうです。

 

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは?

 

眼瞼痙攣とはまぶたが無意識に
ピクピクと動く病気です。

 

 

何もしなくてもまぶたの筋肉が
収縮して痙攣を起こします。

 

眼瞼痙攣は40代以降の中高年に多い病気で、
女性の方がなりやすい病気です。

 

 

軽症を含めると日本には数十万人以上の
患者がいると言われています。

 

眼瞼痙攣になると、
通常は片目だけに症状が出ます。

 

ですが、稀に両目に
症状が出ることもあります。

 

眼瞼痙攣の症状は、
まぶたが痙攣するだけではありません。

 

必要以上に瞬きをしたり、
テレビやPCの画面を眩しく感じたり、
目が乾燥する場合も眼瞼痙攣です。

 

症状が進行するとまぶたが下がってきたり、
目が開けれなくなることもあります。

 

眼瞼痙攣になると、階段を踏み外したり、
歩行中に人にぶつかることもあります。

 

【眼瞼痙攣の主な症状】

(わかもと製薬より引用)

 

また、車やバイクを運転中に
事故を起こすこともあり、
運転ができなくなることもあります。

 

そのため、日常生活や仕事も
大きな影響が出ます。

 

【眼瞼痙攣による歩行中のトラブル】

 

・電柱や物に衝突・・・50%

 

・人にぶつかる・・・41%

 

・階段が怖い・・・39%

 

・事故や怪我・・・33%

 

・外出しない・・・11%

 

・支障ない・・・9%

 

【眼瞼痙攣による自動車の運転】

 

・危険を感じた・・・64%

 

・運転をやめた・・・32%

 

・事故を起こした・・・7%

 

眼瞼痙攣の影響により、
精神的に追い込まれ、
うつ病を発症することもあります。

 

また、眼瞼痙攣が重症になると、
ほとんどまぶたを開けることが出来なくなり、
事実上失明したような状態になります。

 

しかし、無理にでも目を開ければ見えるため、
視覚障害の認定を受けることは出来ません。

 

眼瞼痙攣の詳しい原因は、
まだ完全に分かっていません。

 

眼瞼痙攣はドライアイの症状と
似ていることもあるため、
正しく診断されないこともあります。

 

ドライアイの治療をしても
症状が改善しない場合は、
眼瞼痙攣の可能性があります。

 

眼瞼痙攣は、脳の神経回路の異常が
原因という説もありますが、
MRI検査をしても異常部分は映りません。

 

まぶたの痙攣以外にも
患者によって様々な症状があるので、
原因を特定するのは非常に困難です。

 

他の原因としては、眼精疲労や眼瞼炎や結膜炎、
更年期障害、自律神経失調症、神経症、ストレス、
抗うつ薬の副作用なども考えれています。

 

眼瞼痙攣は放置しても
自然に治ることはありません。

 

そのため、病院で治療する必要があります。

 

しかし、原因不明の病気なので、
根本的な治療法はなく、
症状を抑えることしか出来ません。

 

抗精神病薬や睡眠導入薬が原因の場合は、
できるだけ薬の服用を中止します。

 

比較的症状が軽い場合は、
薬物療法が行われます。

 

薬でも症状が抑えられない場合は、
ボツリヌス療法が勧めれられます。

 

まぶたや目の周辺に
ボツリヌス毒素製剤を注射します。

 

 

注射により筋肉の収縮を抑制します。

 

個人差はありますが、
1回の注射で3、4ヶ月は
効果が持続すると言われています。

 

治療時間も短く効果も高いため、
行いやすい治療法です。

 

施術後、約7割の患者が、
治療に満足すると言われています。

 

また、体への負担も軽くて、
眼瞼痙攣の治療の場合は、
健康保険が適用されるという
メリットもあります。

 

ただし、施術後1ヶ月ほどは、
まぶたが閉じにくくなるといった
副作用が出ることもあります。

 

そして、妊娠中や授乳中、アレルギー体質、
特定の疾患がある人は施術が行えないという
デメリットがあります。

 

この他の治療法としては、
重度の症状の場合には、
眼瞼の手術が行われることもあります。

 

 

眼瞼痙攣は非常に治りにくい病気のため、
焦って早く治そうとすると、
精神が不安定になることもあります。

 

そのため、眼瞼痙攣になると、
メンタルケアがとても大切になります。

 

片側顔面痙攣とは?

 

片側顔面痙攣とは、片方の目の周囲の筋肉や
口の周りの筋肉、頬の筋肉などが、
無意識に収縮して顔が引きつる病気です。

 

片側顔面痙攣は、
顔の左右どちらか半分で起こります。

 

片側顔面痙攣は40歳以上に多い病気で、
女性に多いと言われています。

 

 

初期の頃は、発症頻度が少なく、
片方の目の周囲しか症状が出ません。

 

ですが、症状が進行すると発症頻度も多くなり、
次第に顔の片方全体が引きつるようになります。

 

人と話をしている時や食事中、緊張している時、
笑っている時などに症状が出やすくなります。

 

また、顔が痙攣することで振動が耳に伝わるため、
耳鳴りの症状が出ることもあります。

 

片側顔面痙攣になると、顔の表情が崩れ、
外見もかなり目立ってしまいます。

 

そのため、人と会うのが恥ずかしくなったり、
周囲の目を気にするようになります。

 

すると、ストレスとなって、
さらに症状が悪化したり、
うつ病などの精神病を
発症することもあります。

 

また、車などの運転も難しくなるため、
仕事や日常生活にも影響が出るようになります。

 

片側顔面痙攣は眼瞼痙攣と
症状がよく似ていますが、
症状が表れる場所が違います。

 

片側顔面痙攣は最初片目から症状が表れて、
徐々に顔面に広がっていきます。

 

しかし、眼瞼痙攣はまぶたにだけしか症状が表れず、
症状が顔面に広がることはありません。

 

【片側顔面痙攣の主な症状】

(わかもと製薬より引用)

 

片側顔面痙攣の主な原因は、
動脈硬化により固くなった血管が、
顔面神経を圧迫するためだと言われています。

 

この他、脳腫瘍や動脈瘤、血管瘤、
顔面神経麻痺、ストレスなどが、
原因となることがあります。

 

片側顔面痙攣の治療法は、薬物療法、
ボツリヌス療法、外科手術などがあります。

 

薬物療法では、抗てんかん薬や抗不安薬、
筋弛緩薬などが使われることがあります。

 

現在はボツリヌス療法が、
片側顔面痙攣の治療の主流になっています。

 

ボツリヌス療法は痙攣している場所に、
A型ボツリヌス毒素製剤(ボトックス)を
注射して症状を抑えます。

 

個人差はありますが、1回の注射で
約3,4ヶ月効果が持続すると言われています。

 

ただし、副作用として
まぶたが閉じにくくなったり、
口角が下がったりすることがあります。

 

片側顔面痙攣でボツリヌス療法を行う場合は、
保険が適用されます。

 

妊娠中や授乳中、特定の病気にかかっている人は、
ボツリヌス療法を行うことは出来ません。

 

また、特定の専門医師以外は
ボツリヌス療法を行なえないため、
受診できる病院が限られます。

 

外科手術は顔面神経の圧迫している部分を
除去する手術を行います。

 

外科手術は根本的な治療ですが、
全身麻酔をするため
2週間程度入院することになります。

 

また、高齢者の方にはリスクが高く、
顔面神経麻痺や聴力障害といった
合併症が起こる可能性もあります。

 

レーシック手術と痙攣の因果関係とは?

 

レーシック手術後にまぶたなどが
稀に痙攣することがありますが、
その詳しい原因は解明されていません。

 

レーシック手術を行うと被刺激性が増すのが、
原因ではないかと考えられています。

 

被刺激性とは、外部からの刺激を受けて、
体の器官が興奮して敏感になることです。

 

その他、レーシック手術後のドライアイや
眼精疲労、睡眠不足なども原因と考えられています。

 

また、術後にテレビやゲーム、
パソコンなどで長時間目を酷使することで、
まぶたが痙攣することがあります。

 

特に疲労が溜まっている時は、
まぶたなどが痙攣しやすくなります。

 

これを眼瞼ミオキミアと言います。

 

眼瞼ミオキミアは肉体的な疲労だけでなく、
ストレスが高まることでも起きやすくなります。

 

また、コーヒーやアルコールなどが、
原因になることもあります。

 

眼瞼ミオキミアは眼瞼痙攣と違い、
しばらくすると症状が治まります。

 

眼瞼ミオキミアは、十分に睡眠を取って、
しっかりと体を休めることで、
1、2週間ほどで症状が治まることが多いです。

 

もし、痙攣が継続する時は、
眼科の先生に相談しましょう。

 

眼瞼痙攣や片側顔面痙攣は進行性の難病のため、
早期に治療することが大切です。

 

 


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