レーシック手術で失敗しない為の予備知識

イントラ角膜リング

 

イントラ角膜リングとは?

 

イントラ角膜リングとは、
円錐角膜の治療に使われる
ICRSと呼ばれる角膜内リングを
使った視力矯正術になります。

 

円錐角膜 (えんすいかくまく)とは、
角膜が薄くなり角膜の表面が円錐状になって、
前に突出してくる病気です。

 

 

円錐角膜のはっきりとした原因は、
解明されていません。

 

ただ、コンタクトレンズやアトピー、
遺伝、ダウン症候群、僧帽弁逸脱症候群、
目をこすることなどが原因と考えられています。

 

円錐角膜になると視力が低下したり、
物が歪んだり霞んで見えるようになります。

 

【円錐角膜の見え方のイメージ】

 

 

日本では女性より男性の方が、
発症率が高くなっています。

 

円錐角膜は10代後半から
20代前半に発症することが多く、
進行の度合いは人によって違います。

 

大抵の場合は30歳前後で、
進行が止まると言われています。

 

進行することで見え方の歪みや
ぼやけが酷くなります。

 

また、夜間の視力が低下したり、
光を眩しく感じるといった症状が
出ることもあります。

 

そして、進行するにつれ、
不正乱視が強くなります。

 

最悪の場合、症状が酷くなると、
角膜移植が必要になることもあります。

 

角膜移植する人は、
全体の3〜5%だと言われています。

 

角膜移植には術後に拒絶反応が出たり、
緑内障などの合併症が出ることもあります。

 

また、目を強くぶつけると角膜が外れて、
失明することもあります。

 

円錐角膜になると、眼鏡や
ソフトコンタクトレンズでは矯正できません。

 

また、レーシックでも
治すことは出来ません。

 

初期の段階では、
ハードコンタクトレンズをすれば、
見えるようになります。

 

円錐角膜専用のハードコンタクトレンズがあり、
医師の診断を受けることで処方してもらえます。

 

ですが、円錐角膜になると角膜が飛び出るため、
ハードコンタクトレンズの装着も難しくなります。

 

無理に装着すると異物感を感じたり、
痛みを感じることもあります。

 

そのため、日常生活や仕事に影響が出たり、
運転免許の取得や更新が困難になることもあります。

 

また、症状が酷くなることで、
うつ病を発症するケースもあります。

 

そこで、「ピギーバック(Piggy Back)」
という治療法が使われることもあります。

 

ソフトコンタクトレンズの上から
ハードコンタクトレンズを装用して、
2枚のレンズで視力を矯正する治療法です。

 

【ピギーバック】

 

これによりハードコンタクトレンズの痛みや
異物感が軽減されると言われています。

 

ただし、コストがかかったり、角膜浮腫や
角膜新生血管などになるリスクもあります。

 

そこで、最近はレーシックに使われる
イントラレースと角膜リングを使って治療する
イントラ角膜リングという術式が開発されました。

 

角膜リングは近視治療用として、
1999年4月にアメリカの
FDAの承認を受けました。

 

その後、2000年頃からヨーロッパで
角膜リングを使った手術が行われ始めました。

 

以前は角膜リングを挿入する時に、
医師が角膜を切開していました。

 

ですが、コンピューター制御された
イントラレースレーザーを使うことで、
精密で安全な手術ができるようになりました。

 

角膜に直径5〜7mmの半円弧状の
2つのリングを挿入することによって、
角膜の前面のカーブを変化させます。

 

【角膜リング】

 

それによって角膜を平坦にして、
角膜の強度を高めて円錐角膜の進行を
遅らせることができます。

 

イントラ角膜リングに使われている素材は、
白内障の治療に使われているレンズと同じです。

 

そのため、有機体に対する耐性が高く、
安全性も高いと言われています。

 

角膜リングは透明のため、
外から見ても目立ちません。

 

【角膜リングを入れた状態の目】

 

角膜リングは、コンタクトレンズを
装用できない人や装用しても
視力が改善しない人のために使われます。

 

円錐角膜になると角膜が薄くなるため、
レーシックのように角膜を削る手術を行うと、
症状を悪化させてしまう可能性があります。

 

しかし、イントラ角膜リングでは
角膜を削らないので、
円錐角膜の人でも手術が出来ます。

 

最近は円錐角膜が原因で
レーシックができない人が、
イントラ角膜リングをする人もいます。

 

イントラ角膜リングを行うことによって、
角膜の形状が徐々に変化するため、
近視や乱視の改善が可能となります。

 

術後にどれぐらい裸眼視力が回復するかは、
個人差があるため一概には言えません。

 

ただし、目安としては
手術前に0.1以下だった人は、
手術後に0.3〜0.4程度まで
回復すると言われています。

 

また、手術前に0.4〜0.7だった人は、
0.7〜1.2程度回復することもあります。

 

イントラ角膜リングのリスク・安全性は?

 

イントラ角膜リングは、
極めて安全性の高い手術です。

 

これまでにイントラ角膜リングで、
失明したという報告は1件もありません。

 

最近は高性能のレーザーを使用する病院が増えたため、
以前に比べて手術の精度と安全性が高くなりました。

 

ただし、いくら高度な医療機器を使っても、
100%完璧な手術はできません。

 

そのため、術後に合併症が起こることもあります。

 

例えば、リングを挿入するトンネルの中に
沈着物ができることもあります。

 

また、アトピー性皮膚炎や
アレルギー性結膜炎の人は、
イントラ角膜リングを行っても
術後に目をこすることで、
円錐角膜が進行することもあります。

 

イントラ角膜リングの術後は、
施術する病院の設備や執刀医の技術、
個人の角膜の状態などにも左右されます。

 

そして、病院が使用している
エキシマレーザーの機種によっても
術後の経過が異なります。

 

イントラ角膜リングを検討している方は、
眼科専門医とよく相談し納得した上で
手術を行うことが大切です。

 

イントラ角膜リングとクロスリンキングの違いとは?

 

円錐角膜の治療法には、
クロスリンキングと呼ばれるものもあります。

 

クロスリンキングは、
リボフラビン紫外線治療や
角膜強化法とも言われています。

 

クロスリンキングはドイツのザイラー医師によって
開発された新しい治療法になります。

 

角膜にリボフラビン(ビタミンB2)を点眼しながら、
紫外線を照射することで角膜の強度が強くなり、
円錐角膜の進行を抑えることができる治療になります。

 

【クロスリンキングのイメージ】

 

また、わずかながら角膜が平坦になるため、
近視を軽減する効果もあると言われています。

 

ですが、イントラ角膜リングとは違って、
施術後に視力が回復することはありません。

 

そして、術後に紫外線の影響により、
角膜内皮細胞が減ってしまい、
角膜が白く濁ってしまうこともあります。

 

角膜内皮細胞は一度減少すると、
二度と再生できないため大変貴重な細胞です。

 

また、クロスリンキングは新しい治療法のため、
長期的な治療効果などはわかりません。

 

イントラ角膜リングの手術代は?

 

イントラ角膜リングの手術費用は、
50万円から80万円前後が相場のようです。

 

使用する医療機器の種類や保障期間、
人件費などの違いなどもあるため、
手術費用は病院によって違います。

 

イントラ角膜リングの詳しい価格は、
各病院でご確認下さい。

 

生命保険に加入されている場合は、
契約内容によって手術代金の一部が
支払われる場合があります。

 

詳細につきましては加入されている
生命保険会社にご確認下さい。

 

イントラ角膜リングの対象者

 

20歳以上の方。

 

軽度近視の方。

 

自覚症状の無い方も含めた円錐角膜の方。

 

角膜屈折矯正手術後に角膜拡張症になった方。

 

コンタクトレンズの装用が出来ない方。

 

メガネ、コンタクトレンズで十分な視力が出ない方。

 

円錐角膜により近視や乱視になっている方。

 

角膜厚が450マイクロメートル以上ある方。

 

イントラ角膜リングのメリット・デメリットを十分に理解している方。

 

イントラ角膜リングができない人

 

20歳未満の方。

 

角膜が極端に薄くなっている方。

 

角膜厚が450マイクロメートル未満の方。

 

過去に急性水腫になった方。

 

妊娠中や授乳中の方。

 

目の病気がある方。

 

白内障や緑内障の症状が出始めている方。

 

糖尿病、膠原病など重篤な病気のある方。

 

屈折矯正手術ができない職業の方。

 

医師が不適当と判断した方。

 

イントラ角膜リングの適応検査

 

適応検査は約2〜3時間ほどかかります。

 

主な検査項目は以下の通りです。

 

視力検査

 

屈折検査

 

眼圧検査

 

眼底検査

 

涙液検査

 

角膜曲率半径

 

角膜厚検査

 

角膜知覚検査

 

角膜形状解析

 

角膜内皮細胞検査

 

細隙灯顕微鏡検査

 

適応検査の前には、コンタクトレンズの
装用中止期間があります。

 

ソフトコンタクトレンズ(近視、遠視用):3日間装用中止

 

ソフトコンタクトレンズ(乱視用):2週間装用中止

 

ハードコンタクトレンズ:2週間装用中止

 

1ヶ月連続装用タイプ:1ヶ月

 

コンタクトレンズの装用中止期間は
病院や使用しているコンタクトレンズの
種類によっても違いますので、
詳細は各病院で確認して下さい。

 

適応検査で瞳孔を開く目薬を使うため、
車やバイク、自転車等で行かないようにしましょう。

 

適応検査と同時に診察やカウンセリング、
手術についての説明などが行われます。

 

検査の結果をもとに医師が適否を診断します。

 

適性検査で適応であれば手術が可能です。

 

※検査時間や検査項目は、
病院によって違います。

 

イントラ角膜リングレーシックの手術方法

 

1.洗浄後に点眼麻酔をさします。

 

2.イントラレースレーザーを照射して
トンネルを作成します。

 

3.2本のリングをトンネルに挿入します。

 

4.切開面を縫います。

 

5.保護用のコンタクトを装着します。

 

イントラ角膜リングの手術時間は、
片目約20分ほどです。

 

入院する必要はなく日帰りで受けれます。

 

イントラ角膜リングは、
片目ずつしか手術出来ません。

 

1ヶ月後にもう片方を手術します。

 

イントラ角膜リングのメリット

 

効果がない場合はリングを取り出せば手術前の近い状態に戻せる。

 

コンタクトレンズ装用時の視力が上がる可能性がある。

 

メガネをかけた時の視力が上がる可能性がある。

 

角膜を移植する必要がない。

 

角膜移植に比べて重篤な合併症が少ない。

 

近視や乱視の矯正が出来る。

 

円錐角膜の進行を遅らせることができる。

 

※個人差があるため誰でも効果が出るとは限りません。

 

レーシックできない人でも手術できることがある。

 

リングの効果は半永久的に持続する。

 

申請すれば運転免許証の眼鏡等の条件が外れる。

 

イントラ角膜リングのデメリット

 

保険適用外のため手術費用が高額になる。

 

レーシックに比べて視力回復の精度が劣る。

 

レーシックに比べて視力回復までに時間がかかる。

 

※個人差はありますが、手術後3〜6ヵ月程度。

 

レーシックに比べ術後の検診回数が多い。

 

レーシックに比べ手術できる病院が少ない。

 

レーシックと違い両眼同時に手術できない。

 

近視や乱視が酷い人は適していない。

 

近視や乱視を完全に無くすことは出来ない。

 

円錐角膜の進行を完全に止めることはできない。

 

稀に傷口から感染症を起こすことがある。

 

夜になると光がにじんで見えることがある。

 

光をまぶしく感じたり、くっきりと見えないことがある。

 

医師のミスによりリング挿入時に
リングが前房や角膜表面に穴を開ける事故がある。

 

稀ですが術後にリングの位置が動いたり、飛び出すことがある。

 

リング除去後に視力が回復しない場合は、
角膜移植が必要なケースがある。

 

10代で円錐角膜が進んでいる人は手術できない。

 

強度近視の方は効果が出にくい。

 

世界的に症例数が少ない。

 

医療技術が新しいので、
将来どんな合併症や後遺症が出るかわからない。

 

イントラ角膜リングのできる病院

 

>>>品川近視クリニックの公式サイトはコチラ<<<

 

イントラ角膜リング 料金(両目・税抜き):46.9万円
保証期間:1年間
術後の定期検診:翌日、(3日後)、1週間後、(2週間後)、1ヶ月後(2ヶ月後)、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後

【特徴】
※円錐角膜の進行を遅らせる。
※イントラレースレーザーで角膜を切開する。
※近視・乱視の治療が可能。
※東京院・福岡院のみで実施。
※サポート会員になると無料相談や老眼治療が割引価格になる。
※紹介割引5万円。
※無料提携託児所あり。

 

>>>神戸神奈川アイクリニックの公式サイトはコチラ<<<

 

角膜内リング 料金(両目・税込み):78万円
保証期間:1年間
術後の定期検診:翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後

【特徴】
※術後はソフトコンタクトレンズやメガネでの視力矯正が可能。
※円錐角膜の進行を遅らせることが可能。
※3種類の角膜内リングを採用し医師が最適なものを選択。
※トンネルの作成に厚生労働省承認機器を使用。
※現金一括払い割引3千円。
※遠方割引1万円。
※紹介割引3万円。

 

>>>新宿近視クリニックの公式サイトはコチラ<<<

 

ICRS角膜リング 料金(片目・税込み):34.8万円
保証期間:1年間
術後の定期検診:翌日、1週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後

【特徴】
※円錐角膜の進行を抑える。
※執刀医の指名が可能。

 

※施術名称や施術金額は、
予告なく変更されることがあります。

 

※詳細は必ず公式サイトでご確認下さい。

 

イントラ角膜リングの口コミ・体験談

 


(女性 30代)

 

レーシックを受けたくて
検査してもらいましたが、
両目が円錐角膜のため不適合になりました。

 

左目のコンタクトは
全く合っていないと言われました。

 

そこで、角膜リングを勧められました。

 

ハードコンタクトでなんとか見えていましたが、
車の運転が怖くて、なんとかしたいと思い、
角膜リングを受けることにしました。

 

最初は失敗しないかとても不安で、
熟睡できない日もありました。

 

でも、手術は無事に終わって、
手術してからぼんやりですが、
見えるようになったので安心しました。

 

手術後1ヶ月経った頃には
左0.3から0.7、
右0.1から0.5になりました。

 

裸眼でも見えるようになって、
車の運転も不安がなくなりました。

 

手術代は高額でしたが、
角膜移植する不安もなくなったので、
やって良かったと思っています。

 


(男性 30代)

 

大学生の頃から視力が出なくなりました。

 

眼鏡やコンタクトをつけても
焦点が合いにくくなったので、
病院で検査してもらいました。

 

すると左目が円錐角膜ということがわかり、
通院して何度かコンタクトレンズを作り直しました。

 

ですが、右はコンタクトが使えたのですが、
左は痛くて半日しかつけていられませんでした。

 

コンタクトを外すと視力の差で
目が疲れて頭痛や肩こりに悩まされていました。

 

かよっていた病院に症状を説明したら、
角膜リングという手術を勧められました。

 

円錐角膜の進行もある程度抑えられて、
時間が経てば視力回復も可能だと言われて、
疲れや痛みが改善できればと思い
手術をお願いしました。

 

多少の不安はありましたが、
手術中は痛みなどは全くなく、
あっという間に手術が終わりました。

 

術後の通院やケアも
特に大変ではありませんでした。

 

手術してから2日くらいは、
ぼやっとした感じがしました。

 

でも3日目以降から、
よく見えるようになりました。

 

そして、1ヶ月の間に
どんどん良くなっていきました。

 

1ヶ月後の検診では、
裸眼視力0.3から1.2になっていました。

 

今は趣味のゴルフもコンタクトなしで
ボールの行方がはっきり見えるので快適です。

 

仕事は営業なので車の運転が多いのですが、
頭痛や肩こりがなくなり楽になりました。

 


(男性 30代)

 

20代前半の頃に見にくくなったので、
眼鏡を作ろうと思って、
近所の眼鏡屋に行きました。

 

すると度が出ないことが分かり、
眼科に行って下さいと言われました。

 

すぐに眼科に行ったところ、
円錐角膜だと発覚しました。

 

その時は左目だけでした。

 

右目は、それから4ヶ月ほどたった後に
少し見づらくなったので
眼科に行ったところ
右目も円錐角膜になっていました。

 

ですが、両目とも軽度とのことでした。

 

そのため、コンタクトで矯正していました。

 

そして、6年くらいしてから、
右目に違和感を覚え始めました。

 

コンタクトがズレるような感覚です。

 

そして、コンタクトをつける時間も
だんだん短くなっていきました。

 

違和感でコンタクトを取った後、
頭痛もありました。

 

眼科に行ったら、
円錐角膜が進行しているため、
コンタクトが合いにくく
なっていると言われました。

 

角膜リングを入れることで、
今より進行を抑えることが出来ると言われ、
手術することにしました。

 

手術は右目から先に行い
その後に左目を行いました。

 

手術は両目ともに成功しました。

 

手術直後は見えずらかったですが、
時間が経てば少しずつ見えるようになってきました。

 

手術前は0.03しかなかったですが、
3ヶ月後には右0.3、左0.4まで
見えるようになりました。

 

手術前と違って裸眼で生活できる時間が増えたので、
頭痛や眼精疲労もほとんどなくなりました。

 

また、コンタクトをつけた時の違和感もなくなり、
とても快適になりました。

 

手術費用は高かったですが、
個人的には手術して満足しています。

 

 


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