レーシック手術で失敗しない為の予備知識

レーシックしてから10年後や20年後でも視力を維持できるの?

 

レーシックをして視力が良くなっても、
10年後や20年後に視力が落ちるのか
心配している人もいると思います。

 

レーシックは長期的な安全性に
問題がないと言われています。

 

しかし、レーシックは
他の手術に比べて歴史が浅いため、
長期的な臨床データがありません。

 

レーシックは1990年頃に、
世界で初めてギリシャで行われました。

 

その後、1995年にアメリカのFDAで
エキシマレーザーを使用した
屈折矯正手術が認可されました。

 

それ以降、ヨーロッパやアジア、
中南米など海外でレーシックが
普及するようになりました。

 

海外でレーシックが行われて、
約30年近くになります。

 

日本では2000年1月に厚生労働省により、
レーシック手術が認可されました。

 

2000年は年間で約2万人の方が、
レーシックを受けました。

 

そして、毎年レーシックを受ける人が多くなり、
2008年には年間で約45万人の方が、
レーシックを受けました。

 

ところが、それ以降は毎年
レーシックを受ける人が減少しました。

 

2012年には年間約20万人になり、
2014年には約5万人まで落ちました。

 

この理由は、2008年9月にアメリカの
投資銀行が経営破綻したリーマンショックによる
景気悪化が原因の一つと言われています。

 

レーシックは健康保険が適用されず、
自由診療になるため手術代が高額になります。

 

そのため、経済的に余裕がある人しか、
手術を受けることができません。

 

また、一部の病院が商業主義に走り、
レーシックが行われました。

 

キャンペーン価格や当院だけなどの
オリジナル施術を売りにお客を呼び込みました。

 

とにかくコストを抑えて数をこなしたいため、
リスクに関する十分な説明がされませんでした。

 

モニター価格や割引価格に魅了され、
安易にレーシック手術を受ける人が
多くなりました。

 

その結果、レーシック手術による
集団感染事件が起きたり、
術後のトラブルを訴えて
クリニックを相手取った
集団訴訟が行われました。

 

レーシックによるトラブルが多くなったため、
2013年12月に国民生活センターが、
注意喚起を行いました。

 

これによりレーシックに対して
悪いイメージが先行するようになりました。

 

レーシックをして視力が回復したことで、
喜んでいる人達も大勢います。

 

ただ、レーシック手術をすれば10年後や20年後も
半永久的に視力が維持できる保証はありません。

 

レーザー照射で角膜を削って
屈折矯正した角膜の形状は、
半永久的に保たれるでしょう。

 

しかし、角膜を削ることによって、
術後に合併症や後遺症が出る可能性があります。

 

実際に以下の症状が報告されています。

 

・術後のドライアイ。

 

・過剰矯正による視力の低下。

 

・遠視や乱視による頭痛や吐き気。

 

・レーザー照射のずれによる乱視。

 

・光をまぶしく感じる。

 

・暗い場所や夜間で視力が低下する。

 

・目の表面の激しい痛み。

 

・コントラストの低下。

 

・ものが二重に見える。

 

・視界が狭くなる。

 

・斜視になる。

 

これらの症状はごく一部で、
この他にも多くの症状があります。

 

症状は患者個人によっても
様々に違います。

 

症状が酷い場合は改善することができなくなり、
レーシック難民になる可能性もあります。

 

特に近視などの度数が強い人は、
合併症や後遺症が出やすいので、
注意が必要です。

 

もちろん、レーシックの経過については、
個人差があります。

 

そのため、10年後でも
良好な視力を維持している人もいます。

 

また、多少視力が下がっても、
裸眼で生活している人もいます。

 

ただし、レーシックは
魔法の手術ではないため、
術後に目を酷使したり、
目に悪い生活環境で過ごすと
視力が下がってしまうことがあります。

 

レーシックで近視を矯正できても
近視を予防することは出来ません。

 

そして、レーシックを受けても
老眼を予防することは出来ません。

 

老眼は老化現象が原因のため、
角膜を矯正しても症状が出ます。

 

そのため、40代以降に老眼になると、
手元が見えにくくなります。

 

この場合は、老眼鏡が必要になります。

 

レーシックを行う人は
20代や30代の人が多いと思います。

 

よって、10年後や20年後は
老眼による視力低下が起こります。

 

 


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