レーシック手術で失敗しない為の予備知識

何故、コースによってレーシック費用が違うの?

 

レーシック手術は一番安いコースもあれば、
一番高いコースもあります。

 

一般的に各病院では、
複数のコースが用意されています。

 

何故なら、患者の目的や
角膜の状態によって、
適している術式が違うためです。

 

コースによって費用が違うのは、
手術に使う機器や保障期間が異なるためです。

 

機器代が安く保障期間が短いほど、
レーシック費用が安価に設定されています。

 

ほとんどのレーシックでは、
以下の流れで手術が行われます。

 

1.点眼麻酔

 

2.フラップを作成(角膜の蓋)

 

3.エキシマレーザーを照射して角膜の屈折率を矯正

 

4.洗浄

 

5.フラップを戻す

 

6.フラップが自然に接着するまで待つ

 

これらの過程で大きく違うのは、
使用する機器になります。

 

一般的にマイクロケラトームを使った
レーシック手術は費用が安く設定されています。

 

マイクロケラトームとは、
フラップを作成する時に使われる
眼球専用の電動カンナになります。

 

 

マイクロケラトームは眼科医の手によって、
フラップを作成します。

 

そのため、眼科医の技術によって、
フラップの仕上がりに差が出ます。

 

経験が豊富な眼科医でないと、
マイクロケラトームを上手く扱えません。

 

また、マイクロケラトームは薄くて
綺麗なフラップを作成するのは困難です。

 

フラップの出来上がりは、
視力回復に大きな影響が出ます。

 

フラップの精度が悪ければ、
期待した視力が出ないこともあります。

 

マイクロケラトームは、角膜の厚い人や
軽度の近視の人に向いています。

 

マイクロケラトームを使用した場合は、
再手術ができないこともあります。

 

マイクロケラトームは旧式の術式で、
現在はフェムトセカンドレーザーが
主流になっています。

 

フェムトセカンドレーザーは、
マイクロケラトームと同じく
フラップを作るための機器になります。

 

フェムトセカンドレーザーを使った術式を
イントラレーシックと言います。

 

カンナではなくレーザーで
フラップを作るため、
均一で精密なフラップができます。

 

 

また、コンピューター制御により、
安全で正確なフラップ作成が可能です。

 

眼科医の技術による差もないため、
精度が高くなります。

 

フラップの厚みは100ミクロ程度が、
理想だと言われています。

 

旧式のマイクロケラトームでは、
160〜180ミクロンの厚みになります。

 

最新のマイクロケラトームでは、
100〜120ミクロンの厚みに出来ます。

 

ただし、いずれもフラップの厚みに
多少のバラツキが出ます。

 

フェムトセカンドレーザーでは、
100ミクロンの厚みで
ほとんどバラツキのない
フラップの作成ができます。

 

そして、患者の角膜の厚さに応じて、
フラップの厚みを自由に設定できます。

 

フェムトセカンドレーザーを使えば、
角膜の薄い人や近視が強い人でも
治療が可能になります。

 

また、フラップの端の
部分(エッジ)が台形になるため、
ズレたりシワなどが起こりにくくなります。

 

 

マイクロケラトームでは
エッジがなだらかな鋭角なるため、
シワやズレが起きやすくなります。

 

 

このような理由により
マイクロケラトームに比べて
フェムトセカンドレーザーを使った
レーシックの方が費用が高くなります。

 

そして、最近のレーシックにおいては、
ただ視力を回復するだけでなく、
見え方の質にもこだわった手術ができます。

 

同じ視力だったとしても、
くっきりと見える状態と、
ぼんやりしか見えない状態があります。

 

そのため、視力が1.5だったとしても、
人によって見え方の質が異なります。

 

従来のレーシックでは矯正不可能な
高次収差を矯正することで
より鮮明な見え方になります。

 

収差とは物がボヤけたり、
歪んだりすることを言います。

 

収差には低次収差と高次収差があります。

 

低次収差は眼鏡やコンタクトレンズで、
矯正できる収差を言います。

 

高次収差は眼鏡やコンタクトレンズで、
矯正できない収差を言います。

 

患者個人の高次収差を解析して
レーザー照射を行うことで、
見え方の質が良くなります。

 

そして、夜間の見え方の質も良くなり、
術後のハロ・グレアなどの合併症も
軽減することができます。

 

このようなオーダーメイドのレーシックは、
最新の術式のため費用も高くなります。

 

 


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