レーシック手術で失敗しない為の予備知識

レーシック手術後にものもらいになることはあるの?

 

ものもらいとは?

 

ものもらいとは、
まぶたに細菌が感染することで、
炎症が起こる眼の病気です。

 

まぶたには汗や脂肪を分泌するための
汗腺や皮脂腺、マイボーム腺と言った
分泌腺があります。

 

【まぶたの断面図】

 

これらの場所から細菌が入ると
急性の炎症が起こります。

 

ものもらいは、「めばちこ」や
「めいぼ」と呼ばれることもあります。

 

ものもらいは、地域によって
様々な呼び方があります。

 

 

ものもらいが酷くなると、
手術が必要になることもあります。

 

まぶたに膿が溜まった場合や
しこりが大きな場合、
症状が重い場合などに
手術をすることもあります。

 

ものもらいの手術でメスを入れても、
切開部分が見えることはありません。

 

ものもらいは人から人へ
伝染することはありません。

 

ものもらいになっても
人にうつることはないため、
学校や会社に行くことは可能です。

 

ちなみに、「はやり目」と呼ばれる眼の病気は、
ウイルスが原因のため人に伝染します。

 

「はやり目」には「流行性角結膜炎」、
「咽頭結膜熱(プール熱)」、
「急性出血性結膜炎」の3つがあります。

 

「はやり目」は非常に感染力が強い病気です。

 

特に赤ちゃんや子供など免疫力が弱いと
感染する可能性が高くなります。

 

また、炎症が悪化しやすいので、
注意が必要です。

 

ものもらいには、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と
霰粒腫(さんりゅうしゅ)の2種類があります。

 

【麦粒腫】

 

麦粒腫になるとまぶたにかゆみが生じます。

 

症状が進行するとまぶたに痛みを伴います。

 

そして、まぶたが赤く腫れあがります。

 

 

また、腫れた方の耳たぶの付け根が
腫れることもあります。

 

まぶたが腫れるので瞬きをする度に
目が痛くなります。

 

そして、白目が充血したり、
目に違和感を感じるようになります。

 

症状が悪化すると炎症が酷くなり、
化膿したまぶたに膿が溜まることもあります。

 

麦粒腫で眼科を受診すると、
点眼薬やステロイド軟膏、
内服薬などが処方されます。

 

これらの薬が効くと痛みも無くなり、
1週間程度で炎症が治まります。

 

麦粒腫の治療として
抗菌作用の成分が含まれている
市販の目薬でも治すことは可能です。

 

市販の目薬を選ぶ時は、
「スルファメトキサゾール」という
成分が配合されているものを選びましょう。

 

【霰粒腫】

 

霰粒腫は麦粒腫と違い
細菌の感染による病気ではありません。

 

霰粒腫はまつ毛のマイボーム腺と呼ばれる
分泌腺に脂肪が詰まることで発症します。

 

 

マイボーム腺はまぶたの縁から脂肪を分泌して、
涙が外にこぼれるのを防ぎます。

 

また、涙の表面を覆って蒸発を防ぎます。

 

霰粒腫になるとまぶたに
しこりを感じるようになります。

 

霰粒腫なっても通常は痛みがありません。

 

ですが、細菌に感染するとまぶたが赤く腫れて、
痛みが出ることがあります。

 

炎症が起こると、
麦粒腫と似たような症状になります。

 

霰粒腫になっても自然に治ることがあります。

 

また、ホットタオルで患部を温めることで、
マイボーム腺の脂詰まりを改善出来ます。

 

40〜42度のホットタオルで、
15分以上温めましょう。

 

目安は1日2回です。

 

ただし、角膜を圧迫したり、
痛みや炎症がある場合は、
眼科で適切な治療をしてもらいましょう。

 

また、しこりの原因が脂肪ではなく、
癌細胞の可能性もあるため注意が必要です。

 

レーシック手術とものもらいの関係性とは?

 

ものもらいはまぶたの病気のため、
レーシック手術とは直接的な関係はありません。

 

レーシック手術後はフラップが安定するまで、
まぶたなどを触ることができません。

 

ものもらいはまぶたの周辺が不衛生であったり、
必要以上にまぶたをこすることが大きな原因です。

 

ただし、レーシック手術後に目がかゆくなり、
まぶたに触れたり、まぶたをこすると、
ものもらいになる可能性があります。

 

術後に目がかゆくなっても、
絶対にまぶたに触れないようにして、
病院で処方された目薬をさしましょう。

 

また、レーシック手術の際には、
まぶたを閉じないため開眼器を使用します。

 

この開眼器により
稀にまぶたが腫れる人もいます。

 

そのため、手術前には
まぶたを清潔にしておきましょう。

 

その他にレーシック手術当日は、
麻酔が切れると目がしみて涙が出ます。

 

人によっては涙が
止まらないこともあります。

 

タマネギを切った時に
涙が出る状態に似ています。

 

この時に涙を拭こうとしてまぶたを触ることで、
ものもらいになる可能性があります。

 

そのため、涙が出ても
まぶたを触らないようにしましょう。

 

レーシック手術後にまぶたに異常を感じた場合は、
自己判断で薬を使わず、すぐに眼科を受診しましょう。

 

ものもらいは主にコンタクを使用している人や
アイメイクをしている人になりやすい病気です。

 

コンタクトレンズは清潔に管理して、
汚れた手で脱着しないようにしましょう。

 

アイメイクをした後は、
必ず綺麗に落とすようにしましょう。

 

アイラインやマスカラなどが残っていると、
ものもらいの原因となります。

 

また、抵抗力が弱まっている時や、
汗や埃などでまぶたの汚れが
目に入りやすい状態の時も注意が必要です。

 

まつげの根元は、
雑菌が溜まりやすくなっています。

 

そのため、汚れた手や爪で、
まぶたを擦らないようにしましょう。

 

まぶたを拭く時は、清潔なハンカチや
タオルを使用しましょう。

 

レーシック手術後にアイメイクの許可が出た人は、
ものもらいにならないように注意しましょう。

 

その他、前髪がまぶたに
かからないようにすることも大切です。

 

ちなみに、ものもらいがあると
完治しても医師の許可が出るまで
レーシック手術はできません。

 

 


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